どんな人にも生きる意味があると説かれた親鸞の教えとは

アインシュタインの宗教観はおもしろい

 
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菊谷隆太
こんにちは、菊谷隆太です。 東京、大阪、名古屋を中心に仏教講座を主催する仏教講師です。 専門は浄土真宗で、「教行信証」「歎異抄」を学び、皆さんにもお伝えしています。 このサイトは「どんな人にでも生きる意味がある」と宣言された親鸞という方の教えを知っていただきたいと思い、開設いたしました。

どうも日本では宗教という言葉にマイナスイメージを持つ人も多く、危ないものというイメージが先行しています。
しかしそれも無理からぬことかもしれません。
宗教がらみのおかしな事件もたびたび起きますので、危ないという意見も一面においてうなずけます。
実はこの「宗教」という言葉、仏教から来ている言葉であり、意味は「宗となす教え、人生の根本をなす教え」です。
本来、宗教とは仏教のことで、仏教の異称でした。
今ではキリスト教も、イスラム教も、その他何かの神など信じるすべての教えを「宗教」と一くくりで言われますので、宗教という言葉の意味合いは大きく変わってしまいました。

科学者アインシュタインは、科学と宗教の関係についてこう言っています。

 

科学なき宗教は盲目であり、宗教なき科学は不具である

 

今回はこのアインシュタインの言葉の意味を解説します。

 

アインシュタインの排斥した宗教

 

【科学なき宗教は盲目である】をまず考察します。
因果関係を論じ、理性を元に検証していく科学的精神なしに「とにかく信じろ」系の宗教は「盲目」いわゆる盲信となり、危険です。
もちろん人間の理性は不完全ではありましょうが、理性を無視した、理屈に合わないものを信じることは私にはできません。

 

病気が治った体験談や○○の神を見たという信仰体験などから『論より証拠』という人がありますが、今日のマジックでは目の前のビルも消してしまいますし、薬物などもあって幻覚や幻聴はいくらでも意図的に体験させることはできますし、そんな体験、証拠はあてになりません。
占い師のコールドリーディングのだましの手口など読んでみると、知識武装していく必要を感じます。

 

こんな怪しい時代は「証拠より論」と慎重に確かめていく必要がありましょう。
仏教でも『体験至上主義』を厳に警戒します。
肉体、精神の切羽詰ったときに起きるという脳のドーパミン現象を「悟り」のように勘違いしたら大変です。
教えのものさしをしっかりと学ばなければなりません。
自分ではまっすぐに線を引いているように思い込んでしまうのです。
だからものさしを当てて、曲がっていることを自覚しなければなりません。

 

さてアインシュタインは仏教についてはこう語っています。

 

『現代科学に欠けているものを埋め合わせてくれるものがあるとすれば、それは仏教です』
        (Science & the Search for Meaning) 

物理的な考えを突きつめていき、仏教に説かれる概念と酷似したものがあると氏自身が感じたからなのでしょうが、何を以てそう感じたのか、教えてほしかったところです。

 

 

アインシュタインが宗教に求めたもの

 

では次に【宗教なき科学は不具である】とのアインシュタインの言葉考察します。
アインシュタインは「宗教思想のない科学は不完全である」と言っているのです。

 

歴史を紐解くと、兵器の発達は科学の進歩と比例してきたことがわかります。
メソポタミアではヒッタイトが近隣民族を征服するために鉄の製造が向上し、中国で発明された火薬は世界の戦争を一変させ、アインシュタインの相対性理論はついに原子力爆弾を造り出し、兵器は地球を破滅させるだけの威力を持つに至りました。

 

『科学は何のために使われるべきか』
決して戦争の道具として、人間を殺傷するためのものではないはずです。

 

今日の日本は、原発と放射能により、不安におののいています。
世界唯一の原爆も経験し、このたびの原発事故と重ね合わせて、人類は原子力という科学の産物にどう向き合うべきか。
世界のオピニオンリーダーになって積極的に取り組んでいかねばならない義務があると思います。

 

こうもアインシュタインは訴えています。

 

「科学を何に使うか、その目的を教えるのが宗教の役目だ」

 

さらにアインシュタインは『私の世界観』という本にこう書いています。

 

「人生の意義に答えるのが宗教だ」

道具である科学の危険性を熟知していたからこそ、もっとも大切な人生の目的を明示する「真の宗教」を、アインシュタインは切実に希求したに違いないと思うのです。

 

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